長距離走は一見シンプルなスポーツなので、ただ走るだけになってしまいがちで、
そうなると練習のモチベーションを維持することが難しくなります。
モチベーションを維持するためには、長距離走の能力を決めるものが何かを意識することが大切です。
今回は長距離走の能力を決める重要な要素についてご紹介していきます。
長距離走の能力を決めるもの
長距離走の能力を決めるものは大きく3つです。
①酸素を多く取り込む力
②酸素を使ってエネルギーを作る力
③無駄なエネルギーを使わずに走ること
1つずつ見ていきましょう。
酸素を多く取り込む力
これは最大酸素摂取量などと呼ばれる力です。
最大酸素摂取量が大きい状態は、
モノづくりに例えるとモノを作ってくれる人の数が多い状態です。
最大酸素摂取量を高めるための練習にはインターバル走などがあります。
酸素を使ってエネルギーを作る力
細胞の中にあるミトコンドリアというものが、体内のエネルギー源からをエネルギーを作っています。
モノづくりに例えるとミトコンドリアは工場です。
さきほどモノを作ってくれる人と例えた最大酸素摂取量とこのミトコンドリアが両方多い状態だと一定時間により多くのエネルギーを作ることができます。
ミトコンドリアを増やすための練習には閾値走などがあります。
無駄なエネルギーを使わずに走ること
これは効率の良い走りを身につけることです。
ブレを小さくするために体幹トレーニングを取り入れたり、
長距離走に適した走りを身につけることが大切です。
まとめ
長距離走の能力を決める要素は大きく分けると
①酸素を多く取り込む力
②酸素を使ってエネルギーを作る力
③無駄なエネルギーを使わずに走ること
になります。
練習を行うときにこれらを意識すると意欲的に取り組むことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。