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【長距離走】強風時のポイント練習で楽に効果を上げる為の2つの点

投稿日:2020年3月25日 更新日:

 ポイント練習をしようと思った日が強風で気持ちが下がってしまうことがあると思います。
 
 ここでは、強風のときに練習効果を高める方法について解説します。
結論は頑張らないことです。
あまり頑張らずに良いランニングフォームを身につけることに集中しましょう。
 
 私は陸上競技を始めて11年の市民ランナーです。5000mの自己ベストは15分24秒です。そんな私が解説します。

強風時の練習で効果を上げるための方法

追い風を使い腰高のフォームを身につける

 長距離で最も大切なことは腰を高い位置に保って走ることです。
強風のときは追い風を利用して走ることで腰が高い走りを身につけることが出来ます。
 腰高のフォームがよくわからないという人は、一度スキップをしてからその勢いで走り出してみて下さい。そうすると腰高のフォームを体感できると思います。

向かい風では歩幅を小さくする

 向かい風で走らなければいけない場合は、歩幅をいつもよりやや小さめにして走りましょう。
 向かい風では走りの勢いが消されてしまうので、大きな歩幅で走るとそれだけエネルギーを無駄にしてしまいます。
 そして疲れてくるとフォームが崩れ腰が沈み込んだ走りになってしまうので注意が必要です。
 走りながら歩幅を調節する方法はひじの角度を変えることです。
ひじの角度を小さくして腕をたたむようにすると歩幅は小さくなります。試してみて下さい。

強風時の練習メニュー

ショートインターバルがおすすめ

 強風のときはショートインターバルがおすすめです。
400mトラックで走るなら200mのショートインターバルで、それ以上に長い直線で走れるところなら400mなどに伸ばしても良いです。
 400mトラックで200mを走る時にはなるべく追い風を受けられる側を走りましょう。

ペース走はタイムが落ちても大丈夫

 ペース走をやる場合には、設定タイムを少なくとも10秒は落として走りましょう。
 この理由は実際に10秒遅れるくらいの負荷がかかることと、
 気持ちに余裕を作るためです。
 強風の中でペース走を走ると追い風と向かい風の繰り返しになるので、楽に走れるところと負荷が大きくなるところが200mずつ交互に来ます。
 そうなるとペース変動が激しい走りと同じ感覚になるので、平均ペースは落ちてしまいます。
 なので初めから設定ペースを下げておくことで、タイムを見たときに気持ちが下がるのを防ぐことが出来ます。

追い風・向かい風のメリットデメリット

 追い風のメリット
 調子が良いときの走りを再現出来て良いフォームを身につけることが出来る。
 追い風のデメリット
 特にありませんが、少し楽に走れるのでその分本数を増やすなどの工夫が必要。

 向かい風のメリット
 高い負荷で走ることが出来る。
 その負荷をしっかり受けるためにスパイクをはいて走ると良いです。
 向かい風のデメリット
 体が前に進む勢いを止められてしまうので自然なフォームで走ることを強く意識しないとフォームが崩れてしまう。
 フォームが崩れそうなほど疲れてきたら向かい風で走るのはやめましょう。
 
 

□まとめ
★強風時の練習では無理をせず、良いフォームを身につけることに集中
★向かい風で走る場合は歩幅を小さくする。設定タイムを下げる。

 強風の中では、普段の走りはできないので、無理のない練習計画に修正することが大切です。
 また腰の高い走りを身につけるためには筋トレが必須なので、気になる方は
 長距離選手が筋トレをしなければいけない3つの理由もご覧ください。

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