本記事では陸上長距離走で調子が悪いときの対処法について述べています。
長距離走の調子が悪いとき
陸上長距離はシンプルな動きの競技なので、調子を崩してしまうと、どこを直したらよいのかが分からないということも多いと思います。
そんな時は無理にいつも通りのペースを目指してしまうと、余計な力が入ったままになって調子が戻らないということにもなってしまいます。
そんなときは体をリセットするために 思い切って 休んでしまいましょう。
休むといっても完全に動かないというわけではなく、疲れない程度のゆっくりとしたジョギングをしたり、スキップや流しで自然な動きをすることを意識してください。
部活で競技をしている方は先生と相談をする必要がありますが、選手自身にしっかりとした考えがあればご理解を頂けると思います。
頑張ってはいけない
調子が悪いときは頑張らない方が良いです。先ほども述べたように、陸上長距離はシンプルな競技で調子が悪い原因がどこにあるのかが明確に分からないことが多いです。
もしかしたら何らかの理由でフォームが少し崩れていたりするかもしれません。その状態で頑張っても意味がないし、そのフォームが体に染みついてしまったら最悪ですよね。
調子を取り戻す練習
では具体的にどのようなことをすれば良いのか、練習の例を挙げていきたいと思います。
私はまず、ゆっくりとしたジョギングで疲れを取ります。
このジョギングのペースは1㎞/6分はかけるようにした方が良いです。
人によってペースは違いますが1㎞/7分でも8分でもとにかくいつもと違う筋肉の使い方をして、体をほぐしましょう。
1日か2日はこれだけで大丈夫だと思います。
次に200m~400m程度の長めの流しをします。
これも気持ちよく走れるくらいの速さにとどめて、のびのびと走ってください。上記のジョギングの後に3本前後この流しをやってその日は終わり後はストレッチという感じです。
このようにいつもの感覚を取り戻してから練習に復帰しましょう。
そして何より大切なことは心の面です。
気持ちよく走ることでやる気を取り戻すことが大切です。
物足りないからもっと走りたいと思っているところでその日の練習を終わらせるくらいで十分です。
同時に他の視点からも
練習以外の視点からも不調の原因を考えることも大切です。
例えば長距離選手によくあるのは貧血です。
鉄分などの栄養素が足りているか見直してみましょう。
また私の場合は夏場は風呂に入っても湯船につからないことがよくあり、それで疲れが溜まってしまいました。
そこで、湯船につかり、そこで脚のセルフマッサージを軽く行ったところ調子が良くなりました。
このように練習以外のところでも原因はあるかもしれないので注意してみてください。
まとめ
調子が悪い時は無理に練習をやらない。
まずは疲れを取ってそれから自然な動きを取り戻す。
精神面でプラスな方向に持っていけるように無理はしない。
栄養、休養もおろそかにしない。
以上です
最後まで読んでいただきありがとうございました。