陸上長距離で大切なことでイメージすることは、ポイント練習を頑張ることという人も多いと思います。
確かにポイント練習を頑張れなければ記録を向上させることはむずかしいです。
しかし、これより大切なことがあります。
それは、ポイント練習を頑張るための準備です。
疲労をしっかりとること
ポイント練習を頑張るためには、疲労をしっかりとらなければいけません。
以前の私は間違えた考え方をしていて、疲労がある状態で練習をするとその分苦しいから強くなれると思っていました。
しかし、そのせいで高校3年間ほとんど記録を向上させることは出来ませんでした。
疲労が取れていない状態でポイント練習をやると、途中でリタイアするかジョギングペースになってしまいしっかりと負荷をかけられないので強くなれません。その上苦しいので、頑張っているのに記録が向上しないという最悪な状態になります。
疲労回復で意識するべきこと
疲労回復を速くするために最も意識するべきことは、筋肉のやわらかさを維持することです。
筋肉が硬いと血行が悪くなって栄養を筋肉に送って回復させるスピードが遅くなります。
さらに、筋肉が動きにくくなったり、ケガをしやすくなったり、良いことはありません。
筋肉をやわらかくするためには、日ごろのマッサージとゆっくりとしたジョギングが欠かせません。
ジョギングをゆっくり走る力
筋肉をやわらかくするためのジョギングはかなりゆっくりやらなければいけません。
イメージとしては、ペース走の逆です。
ペース走はある程度速いペースを維持することを頑張る練習ですが、
このジョギングは自然に速くなってしまうのを抑える走りなので、ゆっくり過ぎてつらいです。
しかし、これをポイント練習とポイント練習の間の日に入れて練習をするとしっかり走れるようになり、疲労がしっかり抜けている感覚がわかります。
まとめ
ポイント練習より大切なことは疲労を取ること。
ゆっくり過ぎるジョギングをガマンして走ることで質の高いポイント練習が出来る。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。