ケア

長距離走のケガ予防

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 長距離走のような持久系のスポーツで起こるケガは小さいダメージの積み重ねで起きます。
 なので、小さいダメージを積み重ねないように毎日リセットすることが大切です。 
 ダメージをリセットするには、常に筋肉をやわらかくすることが大切です。
筋肉をやわらかくすることで、疲労回復を速めケガ予防にもなります。
また筋肉がやわらかいこと自体がケガ予防になります。
やわらかいゴムに衝撃を与えてもヒビは入りませんが、古く硬くなったゴムにはヒビが入ってしまうのと同じようなイメージです。

ゆっくりジョギング

 何も意識せずにジョギングをしていると、ある程度のペースまで自然に上がってしまいますよね。
 しかし、そのペースは疲労を回復させるには少し速いかもしれません。
 いつもそのような感覚で走っていると、力の入れ具合がいつも同じになってしまいます。
 そうなると、筋肉が硬い時とやわらかい時の違いや、疲労がたまっている時と抜けている時の違いが分からなくなってしまいます。
 なので、早歩きくらいのペースでジョギングをしてみて下さい。
 最初は遅すぎて逆にきついと感じますが、
普段遅くても少し息が切れるくらいのペースでジョギングをするという人は、疲労がしっかり抜けている感覚を感じることが出来ます。
 私の場合は普段1㎞/4分20秒くらいでジョギングをしていましたが、1㎞/6分でやってみると疲労がしっかり抜けている感覚を覚えることが出来ました。
 

マッサージ

 走ると筋肉は少しずつ硬くなってしまうので、毎日意識してやわらかくすることが大切です。
 私は毎日お風呂の湯船で足のマッサージをしています。
 お風呂のように体が温まっている時は、筋肉をほぐしやすいのでおすすめです。
 また寝る前にもストレッチやマッサージをするとリラックスすることが出来ます。

痛みをガマンしない

 最後はケガの始まりの時に気を付けるべきポイントです。
 走っている時に筋肉痛とは違った種類の痛みが出たらその瞬間に走るのをストップしてください。
 ケガをガマンして走ると治るまでの期間がどんどん伸びてしまいます。
 また、走っているうちに痛みが無くなるということがありますが、
痛みをかばって変に力が入った走りが染みついてしまったり、ケガをした部分が元通りに治らなかったりすることがあります。
 チームで走っていると少しガマンしてしまうことがありますが、ケガをした瞬間からその練習を終えるまでの間にキズが広がってしまうのでガマンはしないようにしましょう。

まとめ

 長距離走のケガ予防には日ごろのケアでダメージをためないことが大切
 ゆっくりとしたジョギングで疲労をとる
 マッサージで筋肉をやわらかくする
 痛みはガマンしない
以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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