陸上の長距離の力を高めるためには、楽に走ることが重要です。
効率よく楽に走れるフォームを身につけるということもそうですが、
頑張りすぎないということが大事です。
練習が楽になると余裕が出来て自分にとって最も良い練習方法を考えることが出来ます。
1人で練習をやっていると自然にこのようになる場合もありますが、部活で走っているとむずかしいところもあります。
そのような場合はなるべく余裕をもって走れるレベルに落としましょう。
強くなるためには考えることが重要
陸上長距離に限らず何かの能力を高めたいと思ったら自分で考えて自分に合った方法を見つけていくことが必要です。
私の場合はスピード練習が苦手なので、スピードは強化しなければいけません。
しかし苦しい練習は続かないと思ったので、楽でもいいから苦手な部分に継続的に刺激を入れることを考えました。
なので、私は調子が悪い日のスピード練習は200m×10本などとりあえず刺激は入れるという考えでやっています。
その代わり得意な練習はしっかり頑張ります。
部活などでは選手がたくさんいるので、顧問の先生は1人1人に合わせた練習を作ることはむずかしいです。
疲労の状態も本人しか分からないので、ただ言われたメニューを毎日同じようにやっていてはオーバーワークになってしまうこともあります。
オーバーワークを続けていると、追い込んでいるのに伸びないということになります。
そうならないためには、しっかり疲労を取ることと、練習のレベルを下げることが大切です。
調子の幅を知ること
私が高校生のころは、しっかり走れないのは自分が弱いからだと考え疲労がたまりにたまった状態にもかかわらずいつも全力で走っていました。
そしてまた疲労がたまるという繰り返しでした。
しかし、疲労を抜くことを一番に意識するようになってからは、楽に走れて、しかも記録は向上していくという状態です。
疲労をコントロールするためには疲労がほぼゼロの状態の感覚を知っておくことが重要です。
そこでおすすめなのがすごくゆっくりなジョギングです。
自然に上がってしまうペースを抑えながら走るジョギングは疲労を抜くのに効果的です。
部活で走っている方も出来れば家に帰ってから1㎞だけでもやってほしいです。
まとめ
楽に走る→余裕が出来る→自分にとって適切な練習方法を考えられる→強くなる
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。