ジョギングを夜(夕食前)にするメリットは、夕食の食べ過ぎを防ぐことです。
運動をすることで満腹感を感じやすくなる
運動をすることで、食事をしたときの満腹感を感じるホルモンが出て食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
「継続的な運動介入によって,食前における食への欲求(空腹感)は確かに増えてしまうが,食事を取ることによる満足度はホルモン濃度の変化とともに改善し,多く食べる必要(欲求)が少なくなる 」
( 吉 川 貴 仁・山 本 佐 保・ 田 中 繁 宏 2011 脳神経・内分泌学からみた運動と食欲の関係 p5)
こちらの論文(吉川他 2011)の中では、
中年の肥満者男女に12週間、週5回の運動をしてもらったところ、
体重が減少するにつれて食前と食後のホルモンに変化があらわれたという報告がされています。
食前:空腹感を感じるホルモンが増加
食後:空腹感を感じるホルモンが減少、満腹感を感じるホルモンが増加
このような報告です。
また、習慣的に運動をしていなくても、空腹時に運動をすることで空腹感を感じるホルモンが減少するとのことです。
夜の食べ過ぎを防ぐ
減量をしているときは夕食を食べすぎないことが重要です。
朝食や昼食はその後活動をするので食べたものが消費されますが、夕食の後は睡眠に入るので食べ過ぎてしまうと消費しきれず余った分が脂肪になってしまいます。
夕食の前に運動をすることで空腹感を感じるホルモンを減らして食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
睡眠の質を高める
寝るときにおなかがいっぱいの状態だと、寝ている時も消化にエネルギーを使ってしまい、睡眠の質が落ちてしまいます。
しっかり疲れが取れないと食べ過ぎに繋がってしまうので注意が必要です。
まとめ
夜ジョギングをするメリットは、夕食の食べ過ぎを防ぎ
①脂肪がたまってしまうことを防ぐ
②睡眠の質を向上させる
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。